消耗品 湿し水
ハイ・クリーン
 
使用方法 本液を200倍の水でうすめて下さい。
 →容器のキャップ容量は約15ccです。10ℓの水に約4杯の本液を入れて下さい。
PHで管理する場合は、PH6.0〜6.5の間でご使用下さい。経時変化はほとんどありません。
アラビアゴム液を加える必要はありません、ゴム液はインキ乳化を促進します。併用される場合は、10ℓの湿し水に対し30cc以内にして下さい。
版面の汚れ取り後の不感脂化処理には、本液を原液のままご使用下さい。印刷途中に汚れが上ってくることはありません。
 
参考 版面にごく薄い水膜をつくり水上り量が安定し、最小限の水量でクリアーな印刷物が出来上がります。室内の温度や湿度にも影響を受けません。版面の洗浄作用があり、非画線部を強力に不感脂化し、地汚れ、浮き汚れの発生を防ぎます。
版の画線部を保護する働きがあり耐刷力が向上します。インキの乳化が少ないため、インキのセット・乾燥が速くなり、裏移り等のトラブルは解消します。紙伸びが少なく、刷本の見当精度は向上します。また、静電気を除去する働きもありますので、デリバリーの紙揃えも良くなります。
印刷物のつやが増し、濃度も上がり、インキの褪色を押さえます。
印刷用紙の影響によってPH値は変化することはありません。
成分の緩衝剤の働きでPH値が安定化されています、紙質によるPH値コントロールは不要です。また、経時変化も起こしません。
本液を入れた湿し水は腐敗しません。原液は長期間保存しても品質が変わらず、安心してご使用いただけます。
水アカは発生しません、水槽や給水パイプはいつもきれいになっています。
モルトンやダンプニングスリーブも汚れかたが少なく長持ちします。
ファウンテンローラー(水元ローラー)や、バイブレーターローラー(砲金)にインキがからみません。
泡立ちがなく、ブラシタイプの湿し水装置にも安心して使用でき、ブラシからはねかける水滴はこまかく粒が揃い水上がりのムラを解消します。
   

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