湿し水循環装置

1.フィルターの清掃
3.冷凍機コンデンサーの清掃  5.ブレーカーの動作テスト 
2.タンク内部の清掃 4.ベンチュリーの清掃 
1.フィルターの清掃
インキカス等が付着しますと濾過能力が低下します。1週間に1度、フィルターを取り外し水洗いして下さい。溶剤で洗いますと、フィルターが溶けてしまいますので、溶剤は使用しないで下さい。 尚、フィルターは徐々に汚れが取れにくくなりますので、5回程度で新品と交換して下さい。 
 
2.タンク内部の清掃
フィルターで取り切れなかった紙粉や、スプレーパウダーがタンクの底に溜りますので、3ヶ月に  1度水を抜いて水道等による強いシャワーで流して下さい。その際、エバポレーターに傷を付けない 様に充分注意を払って下さい。エバポレーターに傷が付くと熱交換効率の低下やガス抜けの原因に  なります。
 
3.冷凍機コンデンサーの清掃 
冷凍機コンデンサー(ファン状の物)にスプレーパウダー等が溜まり目詰まりすると、冷凍機への負荷が大きくなり、オーバーロードの原因となります。月に1度、コンプレッサー等強力なエアーを吹き付けるか、乾いた布で拭き取って下さい。
  
4.ベンチュリーの清掃 
長期間運転しますと、ベンチュリー装置内部にインキカスが付着し、吸込が悪くなり水皿から水が溢れる事があります。この様な時は、ベンチュリー内部を清掃して下さい。ベンチュリーの清掃を行なう際は、まず正面のランプ取り付け板(モニターランプ部)を外して下さい。次にクリップを  2つ共外し、吐出金具、吸込金具を外して下さい。ベンチュリー本体は手前に引き、ベンチュリースタッドから引き抜いて下さい。ベンチュリー本体の各部は、ネジ込式となっております。分解の上、汚れを取り除き、再び元通りに組立て下さい。
 
5.ブレーカーの動作テスト 
月に1度、ブレーカー正面右側のテストボタン(赤色)を押しトリップ動作の確認をして下さい。 このブレーカー動作のテストは、一時電源及びブレーカー共にONにして行って下さい。OFFで テストしますと、動作しませんのでご注意下さい。尚、復帰させる場合は、レバーを一旦押し下げ てから、上へ上げて下さい。
 

Home TOHO SEIKI CO.,LTD.

IM-10250