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加湿量の計算

加湿器

加湿量を知る
使用方法
1 現在の作業場の管理室温と相対湿度を測定します。
2 横軸の相対湿度を探す(例・25%)。
3 その相対湿度を真上に追い、管理室温線(20〜30℃)との交点を探す(例・25℃)。
4 交点から縦軸の加湿量を読みとる(例・7g/m3)。
例 相対湿度25%、管理室温25℃の場合、相対湿度55%にするために7g/m3の加湿が必要。 


*この早見表は相対湿度55%を基準とする近似式で作成されています、詳しくは弊社までご相談下さい。

作業場の加湿量計算と加湿器台数
作業場加湿量=上記で求めた加湿量(g/m3)×作業場容積(m3)
ノズル型加湿器 1台の加湿能力は3000g/hです。
例 面積165m2(50坪)・天井丈4mの作業場の容積=660m3
   ●相対湿度25%、管理室温25℃の場合で相対湿度55%にするため7g/m3の例からは
   作業場加湿量は 7×660=4,620g が必要となります。
   ノズル型加湿器1台での単純計算では1.54時間で調湿が完了します。
作業場は通常の場合、環境上の外気換気と作業物の搬出入によって、外気流入が繰り返されます。従いまして、経験値として加算係数[3]が一般的に採用されています。
   調湿目標時間を1時間として上記の環境を相対湿度55%にするためには
   4,620×3 / 3,000 =5 (4.62) 台 ノズル型加湿器が必要台数となります。
   ●相対湿度10%の場合では、相対湿度55%にするため10.5g/m3の 加湿量が必要で
   作業場加湿量は 10.5×660=6,930g が必要となります。
   6,930×3 / 3,000 =7 (6.93) 台 ノズル型加湿器が必要台数となります。
*加算係数は経験的なもので、設計上の外気換気量、作業物の搬出入頻度、作業場出入り口の構造などに関係するものです。調湿目標時間、工場立地の気象等も考慮が必要です。
温度と絶対湿度の関係
絶対湿度・水蒸気量 g/m3
温度(℃)

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