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鉄がサビない理論

 

サビない水

循環液として安価な水道水の使用が「サビ」を生む原因となっている。水道水には鉄をサビさせる約10mg/ℓの酸素が溶け込んでい る(溶存酸素濃度・常温平均値)。
印刷機の基材は「鉄」であり、空気や水に溶けた酸素との化学反応が「サビ」(腐食)を作る。
   ●サビ防止のための防錆剤管理や各種装置
   ●サビによる印刷システムの突然の不調と事故対応
   ●定期的な(12〜24ヶ月)サビ除去と清掃費用
   ・・・印刷管理コストとして高額なものとなっている。
「サビない水」は循環液から酸素をシャットアウトして腐食を防止する。
水道水で鉄がサビるメカニズム
アノード反応

カソード反応
鉄の腐食反応はカソード反応とアノード反応が同時に進行する時におこる。どちらかの反応が起こらなければ腐食反応は起こらず鉄はサビない。 カソード反応に使われる溶存酸素は、循環液に溶け込む酸素に相当する。溶存酸素を無くしてやればカソード反応は起こらず、当然鉄をさびさせる腐食反応も起こらなくなる。

「サビない水」の効果

「サビない水」は化学的分子構造で溶存酸素「0」の状態を作りだすので、従来の防錆剤の働きと異なり消耗や劣化はしない。
「サビない水」は新薬剤技術で、溶存酸素「0」状態と同じ環境を作りだす。「サビない水」の効果はカソード反応を防止することに相当し、腐食反応を停止させるものである。


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