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浮遊粒子「ほこり」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
浮遊粒子「ほこり」はその大きさで、空中での動きは一様ではない。DTP環境でコンピュータ自体、スキャナー、セッターいずれも「目に見えるほこり」が事故の原因となる。急速に普及しつつあるCTPにおいても同様である。 生産現場で有害な「ほこり」は「目に見える10〜20μ以上のほこり」である。その挙動は通常言われる空気清浄の概念では対応できない。この大きさの「ほこり」は人の動きや冷暖房器の風などで舞い上がり、5〜30分で床に舞い降りてしま う。 |
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10〜100μの「ほこり」は5〜30分で床に舞い降りる。 1〜10μの「ほこり」は8〜10時間で床に舞い降りる。 1μ以下の浮遊粒子「ほこり」は空気に動きがある限り床に舞い降りず、空中を浮遊し続ける。 印刷物の「キズ」は人間の目に見えるかどうかで判断される。人間の目に見える物の大きさの限界は、一般的に10μくらいとされている。同様に、スキャナーやセッターの、人間の目に相当する光学系の制御サイズは5〜15μである。印刷の生産管理面から注意すべき「ほこり」の大きさは10〜20μ以上のもの といえる。 人間の健康面とは異なる空気清浄方法が必要となる理由である。 このような浮遊粒子「ほこり」を効率的に捕るには、大きな循環風量やフィルター特性が問題となる。 |
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TOHO SEIKI CO.,LTD. |
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