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色と紫外線(UV)・赤外線(IR) | |
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●紫外線(100〜380nm) UV : ultra violet ray UV-C 100〜280nm 殺菌、清浄作用 (オゾン層により地表には到達しない) UV-B 280〜315nm (太陽光の0.5%地表に到達、日焼けの原因) UV-A 315〜380nm 光重合、印刷、製版 (太陽光の5.6%地表に到達、シミの原因) |
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●紫外線・UV印刷用光源(350〜420nm) 硬化させるインキ・樹脂の特性に応じUV波長を選ばねばならない。UV乾燥用ランプには、高圧水銀ランプとメタルハライドランプの二種があ り、効率の良さからメタルハライドランプが多く使用されている。 |
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●可視光 380〜780nm 人間の目に見える波長の光 植物の光合成 |
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●赤外線(780〜1mm) IR : infra red ray
赤外線は身近なところでも利用され、テレビのリモコン、暖房器具などがある。可視光で最も長波長の光が赤で、赤より波長が長い光は目に見えなくなり、赤い光の外側という意味で赤外線と呼ばれる。 赤外線が放射される乾燥機器として、近赤外線ハロゲンランプ 、遠赤外線ヒーター、セラミックヒーター等が利用されている。 IR-A 780〜1400nm 光通信、暖房、リモートセンシング IR-B 1.4〜3µm 加熱、加工、乾燥 IR-C 3µm〜1mm 加熱、加工、乾燥 |
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●分光分布 ランプから放射される各波長について、単位波長あたりの放射量と波長との関係から、出力が最も強い波長の放射強度を100とし、各波長の光の強さを相対的に表 したもの。これにより必要とする波長が効率よく放射されているか容易に知ることができる。 |
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●色温度 光の色合いを表す数値に色温度(K:ケルビン/絶対温度とも呼ばれる)がある。 太陽光も朝日、夕日、曇空、晴天と皆色合いの異なる光である。 日出後30分 2400〜2650 K 太陽正午 5000〜6000 K 曇った空 6500 K 青空 11000〜20000 K 白熱電球 2800K 蛍光灯(白色) 4200K 蛍光灯(昼光色) 6500K 固体を熱すると、暗赤色から光を出し始め温度の上昇とともに輝きを増し赤から青に熱放射が起きる(温度が高くなるとピーク波長は短くなり赤から青に変る)。 人間の目は順応性が良く、二つの光源の色の違いは微妙な所まで見分けることができる。フィルムのような感光剤は色合いが強調され、タングステン電球は赤色が強く、曇り空では青色が強く出る。こうした色合いを補正するために3200Kのタングステン光源用フィルム、日中の太陽光でカラーバランスの良い5600K用デーライトフィルムの2種類が用意されている。CCDカメラでは電子的に色補正し、最適な白表現にする機能がついている。フィルムではこうした色温度補正ができないため、カメラレンズに色温度変換フィルターをかけ光源とフィルムの違いを補正することがある。 |
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●CIELab・カラースペース(色空間) デバイスに依存しないカラーマネジメントの基準となる。 Lは物体の明度を 0(黒)〜100(白)の範囲で表す。 aは赤(+a)〜緑(-a)の度合いを表す。bは黄(+b)〜青(-b)の度合いを表す。 aとbの座標が0に近づくと中間色となり、aとbの値が高くなるほど鮮やかな色を表す。 |
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